ロッシが3年ぶり、8回目の最高クラス年間王者を決めた一戦。 ロッシにとって、MotoGPマシンでのモテギ初勝利であるだけでなく、ホンダのホームコースにおけるヤマハの初勝利でもある。...

1909年に設立されたインディアナポリス・スピードウェイで開催された初のグランプリ。嵐の中、地元の声援を受け快走するヘイデンの行く手を阻んだのは、またもやロッシだった。...

開始早々に必勝パターンに持ち込んだストーナーだが、ロッシを引き離した途端に単独転倒を喫してしまう。 難なく首位となったロッシは、安定したタイムを刻み、勝利を手にした。...

緊張の面持ちであったストーナーが転倒し、笑顔のロッシが勝利するという、前戦ラグナセカの影響を想像させるGP。 また、ブリヂストン勢が上位を独占したことで、翌年からのワンメイク化に大きな影響を与えた一戦でもある。...

2008年のラグナセカGPはMotoGP史上見逃せない名勝負として、未だに公式HPやYoutubeで取り上げられている。 ロッシとストーナーは1周目から闘志むき出しのバトルを繰り広げ、その争いは24周目まで続いた。...

前年の覇者、ペドロサが独走に持ち込んだものの、早々に転倒リタイヤ。 ランキング首位の陥落だけでなく、ストーナーに追いつかれることとなった。...

Moto GP2008年第8戦のブリティッシュGPは、ストーナーが第2戦以来の不調から完全に脱したと感じさせる展開となった。...

スペインカタルニアでのグランプリは来場者11万3千人という熱気の中、ホールショットを奪ったペドロサが、1度もトップを譲らずにゴールし、地元GPでの優勝を決めた。...

第4戦の上海GPでブリヂストンの特性を掴んだロッシ。地元GPでもストーナーとペドロサの追走を振り切り、上海とル・マンに引き続いての3連勝を飾った。 前戦でエンジントラブルにより表彰台を逃したストーナーは、辛くも2位に入りポイントを積み上げる一方で、骨折をものともせず2位となったロレンソはまさかの転倒リタイヤとなってしま...

2008年のル・マンには天使と悪魔がいた。 天使はヤマハに微笑み、ロッシのGP通算90勝、ロレンソ、エドワーズの好走によって表彰台を独占した。 悪魔はドカティに矛先を向け、ワークスのライダーが揃ってドライサーキットをレインタイヤで走るという苦難を与えた。 ロッシと共に、高速で周回を重ね、他のライダーを引き離していったペ...